カーボディコーティング

プロコート　コーティングのながれ

新車だから塗装も完璧だと思っていても、実は新車でも塗装の状態は完璧とは言えません。車の製造後の保管状況や陸送・海上輸送などで痛んでいます。特に輸送車の場合は長期間の海上輸送による塩分で影響が多く見受けられ決して良好な状況とは言えない状態がほとんどです。
お車のコンディションを的確に判断して、その塗装状態を把握。適切な下地処理でベストな状態に鏡面加工し、コーティング剤のもつ最大限の性能を引き出します。

ボディーコーティングとは塗装を強力に保護するものです。下地処理が悪ければどんなに優れたコーティングシステムでも効果を発揮できません。
一台一台の塗装コンデション・色他様々な要因を加味し、経験によって適切な下地処理を丁寧に行います。数種類のコンパウンドを使い分け、塗装に優しくを心がけながら仕上げていきます。

①　洗車

ボデー表面の汚れを洗剤で洗浄しながら、塗装面をチェック。
キズ、劣化の状態などを丹念にチェックします。

②　鉄粉処理

塗装面に突き刺さっている鉄粉を専用の特殊粘土で除去します。
同時にピッチ、タールも除去、場合によっては特殊な溶剤で洗浄します。
この作業を念入りにしないと出来上がった時に塗装面がザラザラするので大切な作業工程です。

③　マスキング作業

研磨作業前に、マスキングテープでモール・樹脂部分・ガラスなどをマスキング保護します。

④　下地処理

ここからが本番です。この工程が一番神経を使うところで仕上がりを左右します。
コンパウンド（研磨剤）を使い、塗装面のキズを除去していきます。
ウールバフやスポンジバフを使い、傷の状態に合わせて研磨剤を選択し、熟練された技によって傷を除去、塗装肌を均一な鏡面仕上げにしていきます。この工程で塗装面の光沢を最大限引き出します。